柿(かき)の紹介

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■柿(かき)
柿(かき)
※写真は、イメージ画像です。
●柿の特徴は?
抗酸化性のあるビタミンCの含有量は100g中、70mgとみかんの約2倍の量を含有していて、1個で1日の所要量を満たします。ビタミンCの効力として,粘膜を強くして、風邪予防に効果があり、ストレスに強くなる体を作ります。ウイルス性肝炎、ガン、自己免疫疾患、壊血病、貧血などに効果を発揮します。
柿の渋み成分のひとつであるタンニンは、血圧を下げる効果があります。アルコールデヒドロゲナーゼというアルコールを分解する酵素を含有しており、血中アルコール濃度の上昇を抑制するうえ、利尿作用のあるカリウムとの相乗効果で,二日酔いに効果があります。
「干し柿」はビタミンCは殆ど失われてしまうのですが、体内の水分のバランス調整や余分なナトリウムの排出、心臓機能の調整などの働きを有するカリウムを豊富に含んでいます。食物繊維も豊富に含まれており、便秘改善、整腸、糖尿病予防、血中コレステロール低下などに有効です。
また、柿の葉(特に青葉)には、止血、血管強化、降圧(血圧を下げる)などに有効であるといわれています。
●柿の歴史は?
柿の栽培は、日本をはじめとし、中国、東アジアなどでも盛んです。アメリカでは、太平洋岸の一部で、ブラジルでは日系人を中心に栽培されています。その他、イスラエルやニュージーランドなど。ヨーロッパをはじめ、多くの国々で「カキ」で通じるそうです。
柿は日本が原産地という説と、中国大陸から渡ってきたという2つの説があります。どちらにしても、日本でも古くから柿の木があったことは確かのようで、「古事記」や「日本書紀」といった最も古い記録にも柿は地名、人名として出てきている事から、少なくとも奈良時代には日本にも柿があったのではと考えられています。
柿の品種名が見られるようになったのは、江戸時代中期の「毛吹草」(1645年)で、この中で、大和の御所ガキ、美濃の八屋の釣ガキ、安岐の西条ガキなどの銘柄産地の品種名が見られます。また、現在の主力品種である富有柿(ふゆかき)や平核無柿(ひらたねなしかき)が栽培されるようになったのは明治時代からです。
●柿の旬は?
9月下旬から出荷されますが、多く出回るのは10月〜11月。それ以後のものは、さまざまな方法で貯蔵された柿になります。
●柿の選び方は?
・甘柿は、形が整い果皮の色が濃いもの
・ツヤとハリがあり、ヘタが生き生きしているもの
※果肉が熟しすぎているものは、避ける。食べごろは、さわってみて少し柔らかくなったもの。硬い場合は、常温に4〜5日おき完熟させる。
・渋柿は、果肉がやわらかく、渋が完全に抜けたもの
●柿の保存方法は?
ポリ袋に入れて密封し、冷蔵庫で保存すると1週間くらい持ちます。柔らかくなりすぎないうちに食べましょう。
●こんなお料理にどうぞ
酢の物、ジャム、ケーキなど
全国の柿
奈良産 富有柿
徳島産 愛宕柿